ノーマン・ポドレツさん死去=米ネオコンの長老、95歳

 ノーマン・ポドレツさん(米著述家)16日、肺炎の合併症のためニューヨーク市内で死去、95歳。ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)などが報じた。左翼から転向した知識人として、新保守主義(ネオコン)を草創期からけん引した。

 30年、ニューヨーク市でユダヤ人移民家庭に生まれる。60年に論壇誌「コメンタリー」の編集長に就任し、ベトナム反戦運動やカウンターカルチャー運動批判の論陣を張った。01年の米同時テロ後にはイラクのフセイン大統領(当時)の排除を主張。04年に文民最高位の「大統領自由勲章」を受章した。(ワシントン時事)。 【時事通信社】