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  • 「サッポロ一番塩うどん」がうまい カップ麺化もされた、サッポロ一番塩ラーメンのスープ+うどんの探求

    1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:フライや天ぷらが面倒な日は春巻けばいいという提案 >ライターwiki これは……あれの味だ! 秋冬になるとスーパーの店頭で見かけるようになる「アルミ鍋うどん」のファンです。熊本県の「五木食品」や、金ちゃんヌードルで有名な、徳島県の「徳島製粉」のものが有名でしょうか。 味のバリエーションは、海老天、きつね、すき焼き、みそ煮込み、カレーあたりが定番どころですが、昨年の冬、初めて見かける味のものがあり、購入しました。それが五木の「鍋焼ねぎ塩うどん」。 これです けっこう賞味期限が長い商品なのでしばらく家の棚にストックしておき、今年の9月、思い出したように食べてみたんですね。マルちゃんの、あとのせサクサクタイプのえび天ぷらを添えて。 いただきま

      「サッポロ一番塩うどん」がうまい カップ麺化もされた、サッポロ一番塩ラーメンのスープ+うどんの探求
    • 21世紀、もう四半世紀たってしまったのか ~建物で振り返る25年~

      「21世紀」という響きに、聞き慣れぬ未来を感じた子供の頃。 そんな21世紀も四半世紀がたとうとしている。 いつのまにやら25年だ。 建物好きとしては、建物をとおしてこの四半世紀を振り返ってみたい。 日本全国で話題になった建物から、おらが街の商業施設まで。 平成元年に生まれて、神奈川、京都、東京で過ごした個人の視点からだけど、ああそうだった!という共感がひとつでもあれば嬉しい。 【2000年~2005年】その1…ミレニアム騒ぎと、浮かれた建物たち 2000年完成のさいたまスーパーアリーナ。剥き出しのダイナミックさに、平成初期の残り香がある 21世紀は2001年から始まる。それは知識としては知っている。 でも、「00年代」という言葉があるくらいなので、この記事は2000年から始めたい。 当時、小学4年生だった自分にとって、「2000年」という響きは衝撃だった。ノストラダムスの大予言はそこまで信

        21世紀、もう四半世紀たってしまったのか ~建物で振り返る25年~
      • 笏は飛ぶのか・とある作法を間違って行うと笏(しゃく)が飛んでいく説を検証する

        1993年生まれ。京都市伏見区出身、宮崎県在住。天性の分からず屋で分かられず屋。ボードゲームと坂口安吾をこよなく愛している。 前の記事:イチイの木でイチから神職の笏を作る > 個人サイト もがき続けて100年生き抜くブログ >ライターwiki 神社祭式には決まりがある 神社の祭式作法には決まりごとがある。 祭典の大小を問わず、神事のなかでの神職の体の動かし方はすべて決まっていると言っていい。 例えば、拝という敬礼作法では90度の角度で腰を折ることになっている。 地面と平行になるまで腰を折るのが拝 決まりごとの一例/『神社祭式同行事作法解説』196ページより このような角度の他にも、動き始めるときは左右どちらの足を出すか、座るときはどちらの膝をつくかなど、一挙一動に定めがある。 神の御前で祭事に臨む神職に自分勝手な表現はゆるされず、絶対祭式ミスらないマシーンになりきる必要があるのだ。もちろん

          笏は飛ぶのか・とある作法を間違って行うと笏(しゃく)が飛んでいく説を検証する
        • 熱海が人気と聞いたので少しだけのぞいてきた

          ちょっと前から、若者に熱海が人気だと聞く。 私の世代で熱海と聞くと「少しひなびた観光地」「リタイアしたお金持ちが別荘を買うところ」みたいな、あまり若者に受けるイメージがないが、どうやら今はそうじゃないらしい。へー。 ちょっと寄れる機会があったので、のぞきにいってみた。 1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:熱海が人気と聞いたので少しだけのぞいてきた >ライターwiki

            熱海が人気と聞いたので少しだけのぞいてきた
          • 二度寝をするための旅・ホテルで朝食バイキングを食べたあとに部屋に戻って寝る

            1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:「失われた貌」ってどうやって書いたんですか?~デイリーポータルZ出身のミステリー作家・櫻田智也さんに聞く > 個人サイト webやぎの目 二度寝するために浜松へ 旅の目的は二度寝。つまり、朝食のあとにまた寝るためにホテルに泊まる。 条件は朝食が美味しくて、チェックアウトが遅いホテル。せっかくなので東京から少し離れている方がいい。2時間ぐらいで行けるところ。 条件を組み合わせた結果、浜松になった。

              二度寝をするための旅・ホテルで朝食バイキングを食べたあとに部屋に戻って寝る
            • 「北の国から」のフェイク泥の付いた一万円札

              「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。 前の記事:面と向かって熱唱されて泣けるか > 個人サイト 日本海ぱんく通信 「北の国から」の泥の付いた一万円札とは 北の国からは倉本聰脚本のテレビドラマシリーズ。東京から父親の故郷の北海道へ移住した一家が、大自然の中で暮らす姿を描く。 父、黒板五郎とその子供たち そして今回制作する、泥の付いた一万円札の登場シーンは下記の通り。 中学卒業後は単身東京の高校へ進むことを決意する息子、純。純の上京に反対しつつも、こっそり東京行きのトラックの手配をする父、五郎。 長距離トラックへ便乗し上京する純 純は東京へ走るトラックのなかで、運転手から五郎が謝礼として置いていったという二万円の入った封筒を渡される。 This is泥のついた一万円札 札には五郎の指

                「北の国から」のフェイク泥の付いた一万円札
              • ゼリーのゼリー寄せを作った

                1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー 前の記事:光る板を作ってスマホみたいに見る >ライターwiki

                  ゼリーのゼリー寄せを作った
                • 冬でもあったかい!ダメージの絵ジーンズ 見た目だけはダメージジーンズに見える

                  全てぬいぐるみで出来た家をつくるのが夢で、家電など日用品のぬいぐるみを作っています。推しはコウイカ。(ライターwiki) 前の記事:肉のハナマサの冷凍韓国料理を味わう > 個人サイト >note ダメージジーンズは寒い 久しくダメージジーンズを履いていない。理由は寒いからだ。 防寒のために中にタイツを履くと「寒いなら穴が開いてないないジーンズ履きなよ」と言われる。それに、洗濯のとき「これ以上ダメージを与えてはいけない」という気遣いも必要だ。 でも「ダメージの絵」だったらどうだろう。穴が開いてないからあったかいし、洗濯の気遣いもそこまで必要ない。 全てを解決するダメージの絵ジーンズを作ることにした。 ダメージの絵を描く ダメージの絵を描くために、ノーダメージジーンズを買ってきた。 古着屋で1500円だった こちらのまっさらなジーンズにダメージ加工風の絵を描いていこう。 どれくらいのダメージを

                    冬でもあったかい!ダメージの絵ジーンズ 見た目だけはダメージジーンズに見える
                  • そういえば巣鴨に「ファイト餃子」という店があったな…… みっちり詰まった俵型の独特の餃子

                    巣鴨に「ファイト餃子」という店があったということを、ふと思い出した。 なんだか、丸っこい形をしていて、普通とはちょっと見た目が違う餃子だった。 今でもあるんだろうか? 30年前、巣鴨に住んでたときに食べに行ったことがある 1996年に鳥取から上京したとき、まず最初に巣鴨の新聞奨学生の寮に住んだのだが、そこで同じく新聞を配っていた友人に「近くに餃子屋があるから食べに行こう」とさそわれて「ファイト餃子」という餃子を食べに行ったことがあった。 当時の写真が全く無いので、2004年ごろの巣鴨をどうぞ。「おばあちゃんの原宿」の名の通り、高齢者が集う町のイメージがあり、実際そうだけれども、僕にとっては20代前半の貴重な時間を過ごした町…… 一般的な餃子とは違い、俵型(?)のかなりボリュームのある形で、なるほど東京の餃子とはこんな形なのか、と思った記憶がある。まもなく、東京の餃子の形がそうではなく、その

                      そういえば巣鴨に「ファイト餃子」という店があったな…… みっちり詰まった俵型の独特の餃子
                    • 2025年の夏は本当に暑かったのか? 今年の天気を振り返る

                      1977年滋賀生まれ。お天気キャスター。的中率、夢の9割をめざす気象予報士です。 好きな言葉は「予報当たりましたね」。株式会社ウェザーマップ所属。 ツイッターでも気象情報やってます。(動画インタビュー) 前の記事:はたして季節は「二季」化しているのか? > 個人サイト >ウェザーマップ・増田雅昭 >ツイッター @MasudaMasaaki >ライターwiki 11月の天気振り返り 西村: 順調に(気温が)下がってきてますね。 10月と11月の東京の気温の変化のグラフ 林: 寒いのはこの辺(11月13、14日あたり)ですね、なんて言って、その後またすごい谷(11月19日〜21日あたり)が来て……でも、11月下旬からすこし暖かいですね。 増田: そうですね、昨日(12月1日)20℃でしたからね。 林: とは言え、温暖差ありつつ下がっていく感じですね。これ、いつもグラフ描いてて思うんですが、平年

                        2025年の夏は本当に暑かったのか? 今年の天気を振り返る
                      • チャーハン実食がシャッターチャンス 〜 江ノ島さん10周年イベントレポート 江ノ島名場面集、江ノ島クイズ、江ノ島尽くしの2時間をレポート

                        1987年兵庫生まれ。会社員のかたわら、むだなものを作る活動をしています。難しい名字のせいで、家族が偽名で飲食店の予約をするのが悩みです。(動画インタビュー) 前の記事:京成線日暮里駅の案内サインがでかすぎる > 個人サイト >むだな ものを つくる >ライターwiki 記念のトークイベントをやりました 高円寺Pundit'にて開催した、「江ノ島茂道10周年ナイト」。 その名の通り、DPZデビュー10周年を迎えた江ノ島さんのこれまでを振り返るイベントである。 副題は「チャーハン部はもうすぐ3周年」です。そういうタイミングです。 出演者はライターのハナウタさん、月餅さん、江ノ島さん、爲房(筆者)である。 会場は30人程度のキャパシティだったが、増席して40人弱くらいの江ノ島ファンが集まった。ありがとうございます。 まずは全体的な振り返りということで、最初のコーナー「江ノ島年表」からスタート。

                          チャーハン実食がシャッターチャンス 〜 江ノ島さん10周年イベントレポート 江ノ島名場面集、江ノ島クイズ、江ノ島尽くしの2時間をレポート
                        • 袋止めシールをじっくり愛でる~コンビニのパンについてくる小さな親切心~

                          コンビニのパンに「袋止めシール」が貼られていることがある。食べかけのパン(複数個入り)の袋を封じて持ち歩けるすぐれものだ。私はこれが大好きで、長いこと集めている。 コンビニごとにデザインが異なっていてかわいいので、一緒にパンでも食べながらじっくりじっくり観察してみましょうよ。 1999年生まれの人類。記事を書いたり短い動画を作ったりしている。 室内用サインプレートと国語辞典、絵本が大好き。酒が苦手。 飲み会でオレンジジュースを6杯飲み、同僚に心配されたことがある(果糖の過剰摂取を)。 前の記事:「持ち寄りアフタヌーンティー」開催!企画を知らずに持ってきた食べ物でもオシャレに見えるのか? > 個人サイト >note >ライターwiki 複数個入りのパンについてくるシール とりあえず見てください。袋止めシールとはこのことです。 赤くてかわいい! 中身を残しても袋の口を閉じて持ち歩けるようにする

                            袋止めシールをじっくり愛でる~コンビニのパンについてくる小さな親切心~
                          • 日本スキー博物館の引き戸が開きそうにない

                            内部はとにかくスキー関係の資料が詰め込まれているが、 ひときわ気になったのはこの展示ケース。 良く見ていただきたい…… 開きそうにない…! 多く見積もっても5cm程度しか余裕がない。 左側の扉を開くにしても、右奥の展示までは手が届かないのではなかろうか。 展示を入れ替える度にこの大きさのガラス戸を外すのだろうか…? 首をかしげながら博物館をあとにしました。 ちなみに博物館には古いスキー板がたくさん収蔵されている。圧倒されっぱなしの収蔵量。一生分のスキー板を見た気がします

                              日本スキー博物館の引き戸が開きそうにない
                            • ドボク模型グランプリ2025 土木技術のひとつひとつにどういう効果があり、なぜ必要なのかを模型で説明する大会

                              東京国際フォーラムで開催 「ドボク模型グランプリ2025」は東京・有楽町の東京国際フォーラムで開かれた。「日経クロステックNEXT 東京 2025」というイベントの一環で、主催は日経コンストラクションである。 会場はこんなふう。国土交通省の技監や主催者による挨拶のあと、いよいよ学生たちのプレゼンテーションが始まった。 鉄筋が命を守っている 最初は、早稲田大学の有志によるチーム温室である。 右奥に見えている写真の明るい表情に比べて、緊張気味だ。トップバッターというのはそれだけで偉い。 テーマは、コンクリートのなかの鉄筋のようだ。いきなり模型で実演するのではなく、まずは背景を説明する流れになっている。 建物の構造にはコンクリートが使われるが、それだけでは地震の揺れなどには耐えられない。 そこで鉄筋を入れる。すると、ひっぱりに強い鉄筋と圧縮に強いコンクリートがお互いを補い、建物が強くなる。 ただ

                                ドボク模型グランプリ2025 土木技術のひとつひとつにどういう効果があり、なぜ必要なのかを模型で説明する大会
                              • アーティチョークを育てたら大好物になった

                                趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:皮のない柚子をもらったのでポン酢醤油を作ってみた > 個人サイト >私的標本 >趣味の製麺 >ライターwiki イタリアのアーティチョーク(カルチョーフィ)事情 2023年の秋にちょっとしたバイトでイタリアを訪れたのだが(この顛末は『芸能一座と行くイタリア(ナポリ&ペルージャ)25泊29日の旅日記』という同人誌に書きました)、スーパーの野菜売り場に、見たことのない野菜が売られていた。バナナとかハスの花だろうか、あるいはシャカトウ(釈迦頭)という果物がこんな形だったような。 札には『CARCIOFI VIOLETTI』と書かれていた。調べてみるとカルチョーフィはアーティチョークのことで、これは紫色をした細い品種のようだ。0.69ユ

                                  アーティチョークを育てたら大好物になった
                                • 熱帯植物温室の奥にあるロードバイク展示場

                                  案内に従って展示場の方向へ進んでいくと、何故か熱帯植物の温室に辿り着きます。 実は、この展示場は閉業した熱帯植物園に居抜き出店しているのです。 かつて植物園のホールだった場所に展示場があるようで、温室の一部がアクセス通路として現在も活用されています。 サボテン、ヤシ、トックリランなどのトロピカルな植物が植えられた熱帯植物園の風景の中に、ここが自転車の展示場(へのアクセス路)であることを示すように、メリダの自社製品紹介パネルが申し訳程度に置かれていて、なんともシュールでした。 編集注)こちらの展示場、2025年9月末で営業終了していました

                                    熱帯植物温室の奥にあるロードバイク展示場
                                  • おいしい野菜の見分け方で見分けた野菜は本当においしいのか

                                    テレビで、おいしいトマトの見分け方の話をしていた。 おいしいトマトは、底面(ヘタではないほう)に放射状の白っぽいすじがあるもの(スターマーク)がおいしいものだそうだ。 なるほど…と思ったが、それがあるやつとないやつではどのくらい味の差があるのだろう。 食べ比べてみたい。 1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:ブラックフライデーが黒いものを食べるイベントになりつつある…? >ライターwiki

                                      おいしい野菜の見分け方で見分けた野菜は本当においしいのか
                                    • 「失われた貌」ってどうやって書いたんですか?~デイリーポータルZ出身のミステリー作家・櫻田智也さんに聞く

                                      「失われた貌」ってどうやって書いたんですか?~デイリーポータルZ出身のミステリー作家・櫻田智也さんに聞く かつてデイリーポータルZで執筆していた櫻田智也さんは小説家になりました。 そんな櫻田さんの新作ミステリー「失われた貌」はですね……ネタバレになるので内容は書けないんですが、すごいです。 読んだあとに「アター!」ってなったし、まず小説として読んでいて楽しい。 かつてデイリーポータルZで書いていたというつながりでインタビューをさせてもらいました。

                                        「失われた貌」ってどうやって書いたんですか?~デイリーポータルZ出身のミステリー作家・櫻田智也さんに聞く
                                      • 光る板を作ってスマホみたいに見る

                                        1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー 前の記事:ローカルおでんだね「フライ(にくまん)」に出会った >ライターwiki

                                          光る板を作ってスマホみたいに見る
                                        • 街のペット写真展に愛犬をねじこもう

                                          街なかでたまに行われているペットの写真展。 そりゃペットは総じてカワイイが、となると、我が愛犬も、そこにねじこみたくなってきた。 しかし、こういうのって、応募したところで、ちゃんと採用してもらえるのであろうか。 そこで、やるからには確実に採用されたいので、とある戦略を立てたうえで、応募してみたのであった! はたしてどんな結果になったのか、その衝撃の一部始終を公開したいと思う! 多摩在住のイラストライター。諸メディアにおいて、フマジメなイラストや文章を描くことを専門としながらも、昼は某出版社でマジメな雑誌の編集長をしたりするなど、波乱の人生を送った後に、新たなるありのままの世界へ。そんなデイリーポータルZでのありのままの業務内容はコチラを!(動画インタビュー) 前の記事:人気スーパーTOP5を1日で豪遊してみた > 個人サイト >ヨシダプロホムーページ >ライターwiki

                                            街のペット写真展に愛犬をねじこもう
                                          • マメ(健康)に暮らす! 本場「丹波篠山」で黒豆を堪能する 黒豆のガレットに黒豆納豆、黒豆コーヒー、煮汁まで!

                                            1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(ライターwiki) 前の記事:メニューにない「スペシャルデザート」! ココスでアフタヌーンティーを食べる > 個人サイト >note 黒豆の本場 お節料理のメインは何だろうと考える。それぞれにメインに据えるものがあると思うけれど、私は黒豆だ。私は子供の頃からお節の黒豆が好きだった。厳密には黒豆の煮汁が好きだった。甘くて美味しいからだ。 これが黒豆です! 最近は黒豆茶もよく見かけるようになった気がする。自動販売機でも売っているし、無印良品でも黒豆茶は売っているので、見かけては買って飲んでいる。自然の甘みと言えばいいのだろうか、とにかく美味しくて好きなのだ。 黒豆茶も大好きです! そんな黒豆を生産している有名な地域は北海道と近畿地方。品種も異なり、北海道は「

                                              マメ(健康)に暮らす! 本場「丹波篠山」で黒豆を堪能する 黒豆のガレットに黒豆納豆、黒豆コーヒー、煮汁まで!
                                            • つきたての安倍川もちが食べられる『登呂もちの家』でもちざんまい 安倍川もちの圧倒的シェアを誇る『やまだいち』が経営する飲食店

                                              1988年静岡生まれ・静岡在住。平日は制作会社勤務、休日は大体浜名湖にいる。 ダイエット目的でマラソンに挑戦するが、練習後温泉に入り、美味しいものをたらふく食べるというサイクルを繰り返しているため、半年で10kg近く太る。 前の記事:家中のシーサーを一気に目覚めさせる >ライターwiki 遺跡よりもち 社会科の教科書で誰もが目にしていたことのある登呂遺跡。 その登呂遺跡のすぐ目の前に、一軒の立派な古民家がある。 風情ある佇まいの古民家 水車がコトンコトンと回る音が響いている 大きな水車が目を引くこちらの古民家は、安倍川もちの圧倒的シェアを誇る『やまだいち』が経営する飲食店だ。 その名も『登呂もちの家』。看板の書体がもうおいしそう 安倍川もちといえば、静岡を代表する銘菓である。 『東海道中膝栗毛』の主人公のひとり・喜多八が描かれた箱に入ったやまだいちの安倍川もちは、駅や土産物店で見かけること

                                                つきたての安倍川もちが食べられる『登呂もちの家』でもちざんまい 安倍川もちの圧倒的シェアを誇る『やまだいち』が経営する飲食店
                                              • 曇ってるぐらいがちょうどいい、良い運動になった ~ まけおしみ大全

                                                人生に必要なのは負け惜しみです。 たいていのことは望み通りにいかないので、そういうときに場を180度変えてしまうひとことが負け惜しみです。 「残り物には福がある」 「損して得取れ」 「ちくしょう、憶えてやがれ」 先人が残した言葉もたいてい負け惜しみです。うまくいかないとき、とっさに負け惜しみが言えれば勝ったも同然(個人の感想)です。 そのためのフレーズを集める投稿企画、初回はデイリーポータルZ関係者から集めた珠玉の負け惜しみをどうぞ。

                                                  曇ってるぐらいがちょうどいい、良い運動になった ~ まけおしみ大全
                                                • タイの縁起物で熊手を作る ゾウ、仏塔、花輪などタイの縁起物が詰まったタイ用の熊手

                                                  タイ出張に度々行っていた親友が、ついにタイに引っ越して、タイ支社に駐在することが決まった。 めちゃめちゃめちゃめちゃ寂しいが、本人が選んだ道なので、ぜひとも力強く送り出したい。 年末年始休暇中に出国する予定なので、年末らしい餞別を用意しようと考え、思いついたのが「熊手」だった。 しかし、普通の熊手に乗っているのは日本の縁起物たちだ。タイにはタイの縁起物がたくさんあるだろう。 タイの家に飾るんだからタイの縁起物が乗っている熊手の方がご利益ありそう。 というわけで、親友の門出を祝いつつ、家内安全を願って、熊手を作ります。

                                                    タイの縁起物で熊手を作る ゾウ、仏塔、花輪などタイの縁起物が詰まったタイ用の熊手
                                                  • 世界のキーボード入力事情調査~タイ語編~ 日本語は漢字変換、ではタイの人たちはタイ語をどうやって入力してるの?

                                                    1992年三重生まれ、会社員。ゆるくまじめに過ごしています。ものすごく暇なときにへんな曲とへんなゲームを作ります。 前の記事:金歯を売る > 個人サイト >ほりげー >ライターwiki 簡単に過去の調査結果を振り返る。 韓国語のキーボードは文字を分解して見た目通りに打ち込む直感的な入力方式だった。 台湾などで使用されている繁体字は発音ベースの入力方式だった。ボポモフォという発音記号を子音・母音・声調の順に拾う。 アラビア語は繋いで書くのをどう表現するのか気になったが、独立形で入力すればパソコン側が自動的に繋いだ形で出力してくれることがわかった。 三者三様だ。各言語で元の文字の性質は全く異なるのに、キーボードという世界共通の装置に対応している。その工夫の様子を見るのが面白い。 そして今回、タイ語である。 タイ料理屋さんのメニューに書かれたタイ語。読める気がしない。 タイ語の主なあいさつを調べ

                                                      世界のキーボード入力事情調査~タイ語編~ 日本語は漢字変換、ではタイの人たちはタイ語をどうやって入力してるの?
                                                    • 街のつぶやきを聞く

                                                      1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:暴れん坊将軍で帰り支度、炎のランナーでゴミを持って走る~学校のメロディ3 > 個人サイト webやぎの目 まずは力強い言葉からどうぞ。 ジャイアント馬場のことをすっかり忘れていた。チョップという言葉も久しぶり。思い出させてくれてありがとう。 どこかで食べた後と思われるグループのなかのひとりが言っていた。力強い言葉。根拠がないのは明らかだが賛同したくなる。 ~のところは聞き取れなかった。そんなに利尿作用のあるコーヒーがあるのか。気になる。 最高である理由が「バレない」というところが意外なような納得感があるような。 客引きが言っていた。そういう一発ギャグがあるのかと思って調べた

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                                                      • 牛丼屋さんでトレーニングを受けたい(2025.12.1 朝エッセイ/安藤昌教)

                                                        営業用の店舗ではないのでお客として入ることはできないんですが、ちらっと覗くと中はお店同様の作りになっていて、おそらくここでトレーニングを受けた人たちが従業員として各店舗に配属されていくのでしょう。いわばすき家の学校です。 これ、もちろん将来すき家で働きたいひと用だと思うんですが、期間限定でもいいので一般にも募集してくれたらわりと人気が出るんじゃないかと思うんですよね。すくなくとも僕は行きたいです。純粋にすき家のオペレーションを身につけたい。 よく道路工事で三脚立てて測量しているのも(やってみたいなー)と思って見ています。簡単じゃないことはわかっているんですが、純粋にやってみたい。やり方を学びたい。 すき家の社長か工事現場の監督がここを見てたらぜひご検討ください。それでは今日の記事です。 みなさんブラックフライデーのセールで何か買いましたか?僕は毛布を買ったんですがまだ届かないので寒いです。

                                                          牛丼屋さんでトレーニングを受けたい(2025.12.1 朝エッセイ/安藤昌教)
                                                        • ブラックフライデーが黒いものを食べるイベントになりつつある…?

                                                          先日、コンビニに黒い食べ物がいくつかあるのを見た。 そのときは「なんか黒いのがあるな」くらいにしか思わなかったのだが、その後ブラックフライデーの商品らしいということがわかった。 一瞬、納得しそうになったが、いやちょっと待て。 ブラックフライデーって黒いものを食べるイベントだったっけ? ※ブラックフライデーはアメリカの感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日から始まる大規模なセール。 1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:どんなまんじゅうも蒸したら温泉まんじゅうになるのでは >ライターwiki

                                                            ブラックフライデーが黒いものを食べるイベントになりつつある…?
                                                          • 皮のない柚子をもらったのでポン酢醤油を作ってみた

                                                            趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:香川県でさぬきうどんを食べ歩く2泊3日14杯の旅 > 個人サイト >私的標本 >趣味の製麺 >ライターwiki 皮のない柚子をもらった お世話になっている神戸の書店が、東京で出張イベントをやるというので訪ねたところ、その会場のオーナーがイベントとは関係なく、カウンターの中で延々とまだ青い柑橘類の皮を包丁で薄く剥いていた。 「これは柚子胡椒の仕込み。無農薬の柚子を送ってもらって毎年作っているの。去年のがまだあるから、ちょっと食べてみる?」 柚子胡椒とは柚子の皮と唐辛子と塩を混ぜて熟成させたものだ。味噌の試食コーナーのように渡された爪楊枝の先には、ちょっと黄色っぽい柚子胡椒がついていた。今剥いているような青柚子ではなく、黄色く熟した

                                                              皮のない柚子をもらったのでポン酢醤油を作ってみた
                                                            • 小学校の壁新聞に架空の広告を入れていた(2025.11.29 朝エッセイ/んちゅたぐい)

                                                              お世話になっております。んちゅたぐいです。 小学生のとき、社会科の授業で「壁新聞」を作る機会が頻繁にありました。社会や日本史に関するテーマについて、画用紙に新聞っぽいレイアウトでまとめるというものです。調べ学習の一環です。 当時小学生だった私は間に生まれる余白をもったいなく思い、架空の広告でどんどん埋めました。本文の内容とは全く関係ない商品の広告を唐突に差し込みまくったのです。よく先生が許してくれたなと思います。特に怒られた記憶はありません。むしろ褒められた気もしてきた。

                                                                小学校の壁新聞に架空の広告を入れていた(2025.11.29 朝エッセイ/んちゅたぐい)
                                                              • ローカルおでんだね「フライ(にくまん)」に出会った

                                                                1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー 前の記事:30秒焦らされる限りなく球に近いサイコロ >ライターwiki

                                                                  ローカルおでんだね「フライ(にくまん)」に出会った
                                                                • 日本最長道路トンネル「山手トンネル」はどれぐらいあつい? 11月下旬でも中は夏日!

                                                                  日本で一番長い道路のトンネル、東京の山手トンネルですが、この山手トンネル、ものすごくあついので実際に走って温度を計ってみました。 日本最長の山手トンネル 日本最長のトンネルは青函トンネルですが、道路のトンネルでいちばん長いトンネルは東京にある首都高中央環状線の山手トンネルとなります。 赤い部分が、山手トンネル。山手通りの地下を走っています ひと昔前までは関越トンネル(約11㌔)が日本最長の道路トンネル……だったのですが、10年前の2015(平成27)年に、大井ジャンクションから大橋ジャンクションまでが開通して、約18.2㌔の山手トンネルが日本最長の道路トンネルとなりました。 工事中の山手トンネル(『工事中の山手トンネルをみてきた』より) 当サイトではライターの大山さん、べつやくさんが、工事中の様子を幾度も記事にされております! 今となってはめちゃくちゃ貴重な写真が一杯あるのでぜひ御覧くださ

                                                                    日本最長道路トンネル「山手トンネル」はどれぐらいあつい? 11月下旬でも中は夏日!
                                                                  • コンビニ飯の容器に裏から色を塗れば、ちょっといいお皿に見える 無色透明のわびしいカップが彩りある器に

                                                                    全てぬいぐるみで出来た家をつくるのが夢で、家電など日用品のぬいぐるみを作っています。推しはコウイカ。(ライターwiki) 前の記事:らくがきせんべいに名画を描く > 個人サイト >note プラスチックの透明感 最近忙しい日が続き、ほぼコンビニのご飯で生きている。コンビニの近くに住んでいて良かった。しかも3軒あるのだ。ありがとう都会。 一応栄養を考えて買っているので、体調は良好だ。美味しいし全く問題ないのだが、あまりにもコンビニ飯が続くと何か物足りなくなってくる。 栄養素以外の何かが足りない このわびしさは器の透明感にあるのではないか。食材のおいしさを、器が受け止めきれていないのだ。器に色が欲しい……!! お皿に移し替えればいいのだが、私のアトリエにはお皿がないので、裏から塗ることにした。

                                                                      コンビニ飯の容器に裏から色を塗れば、ちょっといいお皿に見える 無色透明のわびしいカップが彩りある器に
                                                                    • 「持ち寄りアフタヌーンティー」開催!企画を知らずに持ってきた食べ物でもオシャレに見えるのか?

                                                                      一口大のお菓子やフルーツをオシャレな皿に盛り付けて楽しむ「アフタヌーンティー」をやりたい。二段になった皿やティーポット、机の装飾がとにかくオシャレなのだ。じゃあ皿に乗せる食べ物が雑でもオシャレに見えるんじゃない? 1999年生まれの人類。記事を書いたり短い動画を作ったりしている。 室内用サインプレートと国語辞典、絵本が大好き。酒が苦手。 飲み会でオレンジジュースを6杯飲み、同僚に心配されたことがある(果糖の過剰摂取を)。 前の記事:好きな言葉をピックにして「推しケーキ」を作る > 個人サイト >note >ライターwiki 企画のことは内緒にして、食べ物だけ募る アフタヌーンティーはお菓子と紅茶を優雅に嗜もうぜという気品あふれる文化だ。カフェやらホテルやらでたびたび開催されている。一回も行ったことないけど、憧れはある。 アフタヌーンティーといえばこの二段の皿でしょう!三段だったり形がなにや

                                                                        「持ち寄りアフタヌーンティー」開催!企画を知らずに持ってきた食べ物でもオシャレに見えるのか?
                                                                      • 岩手の「山のきぶどう」ジュースがいくらなんでも美味しすぎ

                                                                        数年前、岩手のお土産として「山のきぶどう」ジュースをいただいた。何も考えず飲んでみたら、あまりのおいしさに衝撃が走った。 どうか皆さんも飲んでみてほしいということで紹介させてください。 「山のきぶどう」との出会い 夫の実家が岩手なのだが、ある日突然義母から 「山のきぶどう」ジュースをいただいた(「だったけね」は方言で「だったよね」の意) 私は酸っぱいものが大好きだが、フルーツジュースなどは大体砂糖が追加されているので、酸味が弱まってしまうものが多く、一旦警戒することにしている。 というわけでこのジュースも少し警戒しながら飲んだ(義母ごめんなさい) がしかし… 自我がブレるぐらい衝撃を受けた。え?おいしすぎる… 普通のぶどうジュースとは違い、山ぶどうだからか濃厚な渋みがある。 が、いやな渋みではなく、味のレイヤー増に繋がっていて重厚感はあるのにスッキリしていて酸っぱくて甘くて美味しい。 あま

                                                                          岩手の「山のきぶどう」ジュースがいくらなんでも美味しすぎ
                                                                        • 自宅玄関に「立入禁止」、部屋に蓄光テープ……ライター・んちゅたぐいさん「これが私の当たり前」|デイリーポータルZ編集部

                                                                          んちゅたぐいさんは、「デイリーポータルZ」デビューからわずか1年あまりだが、鮮烈な印象を残している20代の女性ライターだ。 自宅には至るところに蓄光テープが貼ってあり、電気を消すと緑色に光るサイバー空間が現れる。来た人を歓迎する「スタンプラリー」も設置。風呂やトイレでスタンプを押して楽しめる。「営業中」と書かれたのぼりも「どうしても欲しかった」から買って部屋に置いている。 制作過程を「デイリーポータルZ」で記事にしているが、記事のためにわざわざ作ったのではない。「作りたかったものが、たまたま記事になってラッキー」。奇行が先にあり、「たまたま」記事になっただけなのだ。 Webマスター・林雄司も認める“ナチュラル奇人”の彼女は、どのように暮らし、育ってきたのか。(取材:林雄司/岡田有花 構成/岡田有花) んちゅたぐいさんと林雄司これが私の当たり前林 んちゅたぐいさんの文章はスカッとしてるよね。

                                                                            自宅玄関に「立入禁止」、部屋に蓄光テープ……ライター・んちゅたぐいさん「これが私の当たり前」|デイリーポータルZ編集部
                                                                          • 「焼き大豆 カレー味」はやっぱり最高のつまみだ

                                                                            大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:「水ゼリー」をまだ飲んだことがない人のために >ライターwiki 最初は「ちょうどいいな」ぐらいの感想だったが 初めて「焼き大豆」を食べたのがいつだったかと、自分のつけていた日記を遡ってみると、2019年のことだった。最初は「ちょうどいいつまみだな」と、今思えば軽く見ていたが、一粒、また一粒と食べ、「ん?これ……かなりうまいのでは?」と感じ、今度は3粒ぐらい一気に食べてみて「いや、これはすごいかも!」と思うに至った。その店に一緒にいた友人と絶賛し合った。 私は日記に、「おつまみがわりに出てくるカレー味の大豆が旨すぎてやめられない」「近所のスーパーで売ってるという」と書いている。 写真を

                                                                              「焼き大豆 カレー味」はやっぱり最高のつまみだ
                                                                            • オリローで降りる

                                                                              緩く降りると書いて「緩降機」 屋上に設置されている避難器具、最後は「緩降機」である。家崎さんは「うちの主力製品」だという。 記事の冒頭で見たこちらです。左の箱が屋上に固定されている支柱で、右の箱に器具一式が入っている。 手際よくセッティングする家崎さん。 緩降機のセッティングはこうだ。屋上に固定された支柱を伸ばし、逆L字の形にする。そのL字の先端にあるフックに、「調速機」と呼ばれる機器を取り付ける。 調速機からは長短2本のロープが伸びており、それぞれの端には体に着用するベルトがついている。 家崎さん 井戸のつるべってありますよね? 水を汲んだ桶を上げると、もう片方の桶が下がる。緩降機も同じ仕組みなんです。ベルトを着けた人間が下に降りると、もう片方の空のベルトが上がってくる。そうやって交互に人を降ろす避難器具なんですよ。 ロープの長さには差があって、長いほうのロープはリールに巻かれている。井

                                                                                オリローで降りる
                                                                              • オリローで降りる

                                                                                1975年宮城県生まれ。元SEでフリーライターというインドア経歴だが、人前でしゃべる場面で緊張しない生態を持つ。主な賞罰はケータイ大喜利レジェンド。路線図が好き。(動画インタビュー) 前の記事:ガンクス・パル玉・人面土器~みんなの「待合せ場所」教えてください② > 個人サイト 右脳TV ライターwiki 本社の屋上が展示場 訪れたのは、東京都文京区にあるオリロー株式会社の本社。案内されたのは、3階建ての社屋の屋上であった。 午前10時。風のない、秋の爽やかな朝でした。 奥に設置されていたのは、2つの「救助袋」と「避難ハシゴ」、そして…… 緩く降りる機械と書いて「緩降機(かんこうき)」という避難器具。 避難器具だらけである。これなら避難し放題ですねというわけではなく、この屋上は避難器具の展示場を兼ねているのだ。 消防法では避難器具を8種類に規定している。そのうち一般的に使われているのは6種類

                                                                                  オリローで降りる
                                                                                • たい焼きをズル休みさせるために38℃にしたら食感が面白かった

                                                                                  1993年生まれ。京都市伏見区出身、宮崎県在住。天性の分からず屋で分かられず屋。ボードゲームと坂口安吾をこよなく愛している。 前の記事:飼い主の帰りを待つ可愛いペットになる > 個人サイト もがき続けて100年生き抜くブログ >ライターwiki 1.サボりの思い出 ズル休みといえば、中学生時代に塾をサボるときには固定電話の線をこっそり引き抜いて家を出ていた。もし塾から電話があっても繋がらないというわけだ。 それからは外で時間を潰さなければならないので、冬の寒い時期は本屋によく通った。ある寒い夜、店主が軍手をプレゼントしてくれたことをいまでも覚えている。緑色の軍手だった。鮮烈な真緑だった。 でも学校は皆勤賞で捉えどころがない 2.体温計の表示を摩擦熱でごまかすと熱っぽくなる 温度計の表示温度をごまかすのはズル休みのテクとして鉄板だが、僕は電話線を引き抜く派なのでやったことがない。この機会に試

                                                                                    たい焼きをズル休みさせるために38℃にしたら食感が面白かった